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仲介売却と不動産買取について

不動産売却をするにあたって、どのような売却をしたいかは一人ひとり異なるはず。もし、少しでも高く売りたいのであれば「仲介売却」、なるべく早く売りたいのであれば「不動産買取」がおすすめです。こちらでは、名古屋市で事業用物件・収益不動産に特化して相続や売却のサポートを行うWIN SQUAREが、仲介売却と不動産買取について解説します。

仲介売却と不動産買取の違い

仲介売却と不動産買取の違い

仲介売却と不動産買取では、売却価格や売却スピードに大きな差があります。そのため、ご自身の状況や希望に合った売却方法を選ぶことが大切です。

仲介売却

仲介売却とは

仲介売却とは

仲介売却とは、不動産会社と契約を交わすことで購入希望者を探したり条件交渉を行ってくれたりなどの、売却までのサポートをしてもらう方法です。不動産会社は、契約後にチラシやネットに広告を出すといった売却活動を行います。購入希望者が見つかった場合は、条件交渉を行い売買契約の成立を目指します。

広告で広くから購入希望者を探すので市場価格での売却がしやすいのがメリット。ただし、仲介売却では一般的に売買契約成立まで3~6カ月程度かかるほか、売買契約が成立した際には不動産会社への仲介手数料が発生します。

「時間がかかっても良いから、少しでも高い値段で不動産を売りたい」という方におすすめの売却方法です。

こんな方は仲介売却がおすすめ

こんな方は仲介売却がおすすめ

  • 売却に時間をかけられる
  • 少しでも高い価格で売却したい
  • 納得のいく購入者に買ってほしい
  • 内覧対応や手続きの手間をかけられる

仲介手数料について

仲介売却で売買契約が成立した場合は、不動産会社へ仲介手数料を支払わなければいけません。仲介手数料の上限は以下ように計算されます。

売却価格(税抜) 仲介手数料(上限)
200万円以下 「成約価格(税抜) × 5%」 + 消費税
200万円超400万円以下 「成約価格(税抜) × 4% + 2万円」 + 消費税
400万円超 「成約価格(税抜) × 3% + 6万円 」+ 消費税

不動産取引の広域情報ネットワーク「REINS」

不動産取引の広域情報ネットワーク「REINS」

レインズ(REINS)とは、不動産物件情報を交換するためのネットワークシステムです。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しています。物件情報が登録されることで全国の不動産会社が情報を確認できるため、より多くの人に不動産情報を知ってもらいやすくなります。これにより早期売却が期待できますが、「売却を知られたくない」という方は注意しましょう。

不動産買取

不動産買取とは

不動産買取とは

不動産買取とは、売却希望の土地や物件を不動産会社が直接買い取る方法です。仲介売却と違い一般市場で買主を探す必要がないため、数日~数週間程度で売却が完了します。また、内覧対応や購入希望者との交渉といった手間もかかりません。売却活動を行わないので、周囲に売却を知られにくいのも不動産買取のメリットです。

「いつ・どれくらいの金額で売却できるか」が明確になり、資金計画が立てやすい売却方法といえるでしょう。ただし、市場相場で売却できる仲介売却よりも、2~3割ほど価格が安くなる傾向にあります。

こんな方は不動産買取がおすすめ

こんな方は不動産買取がおすすめ

  • 築年数や立地条件など条件の悪い物件を売却したい
  • とにかく早く現金化したい
  • 周囲に売却を知られたくない
  • 期限までにまとまったお金が必要

不動産買取のメリットとデメリット

不動産買取のメリットとデメリット

不動産買取には以下のようなメリット・デメリットがあります。

不動産買取のメリット

不動産買取のメリット

不動産買取の大きなメリットは素早く現金化できること。不動産会社から提示された買取価格や条件に納得できたら、売買契約を結んで売却完了です。売却活動を行わないので、ご近所などに知られることなく売却することも可能。不動産会社が直接買い取るので仲介手数料も発生しません。また、契約不適合責任が免責となるケースが多く、売却後のトラブルも避けられます。

不動産買取のデメリット

H4タイトルが入ります

不動産買取のデメリットは、買取価格が仲介売却よりも低くなりやすい点です。物件の条件や状態によっても変わりますが、一般的には相場の7割ほどの価格となります。相場よりも安くなる理由として、買い取りをした不動産会社が物件にリフォーム・リノベーションを施し、売却するための費用を見込んでいることが挙げられます。